LUNA SEA / LUVを聴いて その4

A WILLもだが、LUV製作にあたりメンバー5人が揃った回数を知りたい。
別スタジオでLUVの作業をやっているという情報があったので本当に少ないのだろう。

 

私がREBOOT後も評価しているのはRYUICHIと真矢。
SUGIZOは自身のインタビューで語っていたが、トレードマークの手癖が飽きられているし、ご自身も悩んでいる様子。
INORANは使う音色とテクニックが減り、ありきたりなアプローチになっている。
それに説得力が備わって入れば良いのだが、アイデアの枯渇と思われてもしょうがない程だ。
Jはハイフレットを使いダブルストップも多用するようになったものの音色共々落ち着きすぎている。

 

Hold You Downのショートバージョンが公開された時、私の中では新アルバムへの期待が高まった。
しかしフルで聴くと、えこれで終わり?という感想だった。
何か途中でフックを仕掛けてくると思っていたが特に何も起こらず曲が終わってしまったからだ。
しかし先日ラジオで流れたThe LUVである程度期待感は復活した。


そしてアルバム発売。
見つけた時、購入した時、嬉しかった。
帰路では若干浮き足立っていたかもしれない。
それほどまでに待望したLUNA SEAのアルバム。

 

巷ではLUNA SEAはスルメ曲が多い(一聴しただけでは良さがわからない)とアルバム発売のたびに言われる。
今回ほど手応えがなかったのは初めての経験でとても驚いている。
だからこうやってブログを開設して長文を書いている。

 

LUNA SEAメンバー5人の意向がレコ社に対しどれほどまで反映されているのかわからないが、横槍が入ってこういう形になったのなら残念だし、メンバー5人だけでこうなったのならもっと残念だ。
ただ私は今後も見守っていきたい。
あまり良くないレコーディングでもライブ次第で成長する可能性があるからだ。
今回不幸中の幸いだった(あえてこう書かせてもらう)のは、5人以外の他パートが少ないこと。
つまり変化の幅を広げることができ、初期の印象を覆せる可能性が高い。
来年以降のライブに期待したい。


現在、誓い文。
この曲、STAYと似ている気がしてならない。
STAYをライブで披露してほしいと願うファンが多いことにメンバーは気づいているのだろうか?