LUNA SEA / バンドの柔軟性

まず先に、今回のブログ内容はあくまでもLUVとCROSSの発売日に合わせただけであり、CROSSのツアーFINALに向けた内容ではないことを記しておく。

 


PHILIAでJが弾くピアノに違和感があっただろうか。
驚きと賞賛の声はあったが否定的な意見は私の目では見つけられていない。

 

この延長線で過去を見る。
RYUICHIがギターを持つこと、SUGIZOのヴァイオリン、INORANギターシンセサイザー、真矢の電子ドラム、Jのフロアタム。
それぞれにおいて音楽的な不都合があっただろうか。

 


現在のLUNA SEAファンの中でのやり取りされる主な内容はライブ演奏曲とセットリストの流れだろう。
型にはまったような似通ったセットリストに私は新鮮味を感じられない。
しかしセットリストが同じでも前述のようにメンバーが違う動きをすることで新たな面が見られるようになる。

 

SUGIZOINORANのパートチェンジ
Jがギターを弾く
SUGIZOがベースを弾く
真矢が歌う
RYUICHIがギターに徹する

 

この中のひとつでいいのでそんなライブを観てみたい。

単純なパートシャッフルのままごとではなく。
ソロ活動では既にやっているのだから、LUNA SEAブランドでやってはいけないという決まりもない上に、爪を隠し続けてもただ勿体無いだけと私は思う。

 

音楽活動において別の楽器を演奏することは自然なことである。
ビジネス面において、特にイメージ的に担当楽器以外の比重が高くなることは敬遠されるだろうが、バンドとしてファンとしても損した気分にならないと思うがいかがだろうか。

LUNA SEAという大きな先駆者だから出来ること、可能性をこの先も是非見たい。