LUNA SEA / LUVを聴いて その9

リードトラックの候補にHoldとともに誓い文があったとSUGIZOが返答したことで様々な反応が起きている。

 

曲自体はそれほど悪くないというのが私の感想。
メロディもこのアルバムの中では耳に残るほうだ。
しかしこれをLUNA SEA名義でやる意義、これについて考えたい。

 

確かに今までのLUNA SEAにはなかったアプローチ。
ただ、曲のコード進行などは手垢がつきすぎたもので骨董品の域。
他のミュージシャンがやってきている似たような曲と比べられてしまったらと考えると怖気が走る。

 

この世にどれだけ良質な楽曲があるか。
誓い文がLUNA SEAの名義で過大評価されること、ファンが他を知らずに胸を張ってしまうことを危惧する。
過去の遺産に失礼だと私は思うし、LUNA SEAの将来に傷がつくのではなかろうか。

 


今回のアルバムで現時点で私はpieceとSo Sadを評価する。
この2曲は今後も長生きしてくれると思えるからだ。